大相撲巡業での救命女性排除アナウンスから見る伝統の価値/子育てでも伝統は無視すべき!?

大相撲巡業での救命女性排除アナウンスから見る伝統の価値/子育てでも伝統は無視すべき!?

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2018年4月4日京都府舞鶴市であった大相撲巡業で信じられない事件が起こりました。

土俵上で多々見良三市長が挨拶中に倒れてしまったのです。
それだけでも大変な事件なのですが、更に信じられないことが起こりました。

土俵に駆けつけて応急処置をしてくれていた女性に対して「土俵から降りてください」とアナウンスをしたのです。
意味わかりません。

新聞記事には「数回にわたり」とか書いてありましたが、回数の問題ではないです。
人道的な話であり、人助けに入った人に対して「出てけ」とは何事だという話です。

なんでこんなアナウンスがされてしまったのでしょう?
そこには相撲の伝統が関わっていました
(若手ならいいとかいう話じゃないですね。)

でもそこまでして守る伝統に価値があるものなの?と思います。

私は子育てをする上でも「停滞してる伝統なんて無駄だ。捨て置け!」と思っています。
そして今回の件で改めて持論は正しいと思いました。

維持するだけの伝統なんて無価値

伝統とは古くから受け継がれてきたこと

そもそも伝統とはなんなのでしょうか?
Googleで「伝統」と入れたら最初にこれが出てきました。

昔からうけ伝えて来た、有形・無形の風習・しきたり・傾向・様式。特に、その精神的な面。

伝統的な儀式とか伝統芸能、伝統的な方法で…なんてよく聞きますね。

それでは相撲はなんなのでしょうか?

相撲とは伝統芸能で国技

相撲とは伝統芸能で国技として古来から親しまれてきています。(ました?)

日本相撲協会によると、

国技といわれ、日本の伝統文化である相撲。
その起源、源流をたどっていくと、神話の時代にまでさかのぼらねばならない。
日本の文化に深く根ざし、いつも人々の生活とともにあった相撲
ここでは1500年以上続く相撲の歴史の一端を紹介したい。

<中略>

日本の文化に深く根ざし、いつも人々の生活とともにあった相撲。
相撲には歴史・文化・神事・競技など様々な側面があり、それぞれ奥深い要素を持っています。
テレビでは味わえない~戦国時代より登場した行司、江戸時代より続いている土俵入り、化粧廻し~など、
長年続いてきた文化を、会場で是非ご体感ください!

そしてその相撲の伝統の中にあるのが土俵に女性が上がってはいけないというしきたりです。

なぜ女性が土俵に上がってはいけないのか?

明治以降に相撲の格を上げるために作られたらしいですね。

(伝統じゃないじゃん…)

常々議論はされているようですが、結局それ以降撤廃されず平行線になっているようです。

過去には太田房江大阪府知事が知事杯を渡そうとして拒否され、10歳の少女が相撲で勝ち進んだにもかかわらず蔵前国技館の土俵に上がれず先に進めなかったとうこともあったようです。

今の相撲は伝統を維持ではなく停滞させている

私は今の相撲協会に伝統を守ろうという気概なんて無いのでは?考えています。

理由は以下の通りです。
(理由というか叫びですね。笑)

相撲の歴史を見ると力比べが昇華して農作物の収穫を占う祭りとなり、戦国時代には家臣を選ぶ手段にも使われ、その後職業にする人が現れ徐々に今の興行の形になっていったようです。

この一文だけを見てもお分かり頂けると思いますが、相撲の形、意味合いも歴史とともに変わってるんですよね。
だったら時代に合わせて柔軟に変えていっても何も問題ないはずです。

なので今の相撲協会は単に伝統という理由を盾にして変えるのをめんどくさがってるだけとしか見えないんです。

筋が通らない維持は停滞でしかなく、それで守ってる伝統になんて価値はないです。

子育てでも維持するだけの伝統は無価値

さて、停滞している伝統が無価値なことを説明したところで子育ての話をします。
子育てをしてく中でもよく伝統的な方法を推奨してくる集団がいます。

ご飯は全て手作り、自然分娩、iPadとかを子供に見せるのは良くない。教科書は持ち帰る。などなど…

まだまだ上げたらきりがなくなってしまいますが共通点があります。
どれも昔はそうだったという伝統の維持から今もそうあるべきとの考え方です。

巷でよく言われる苦労は美徳というやつですね。

この苦労、する意味ないですね。

上でも似たこと書きましたがこんな説はただの思考の停滞現象で無意味です。

  • ご飯:冷凍食品のが簡単で、味も美味しく栄養バランスも種類が多いので問題ありません。
  • 自然分娩:無痛分娩や帝王切開の選択肢もあるのに精神論で勝手に選択の幅を狭めるのは大きなお世話ですね。
  • iPadなど:我が家で重宝してます。気を紛らわせたり、さりげなく勉強させたり非常に便利です。
  • 教科書:全て持ち帰る意味ないですね。なんならiPadに全部入れれば持てるし軽いです。

他の言われる様なこともだいたいもっと楽に効率良くなる方法があります。
それを選ぶのは自分ですので他人がとやかく言って制限してくるのは同調圧力でしかありません。

必要以上に聞き耳を傾けて苦しむことはないです。

故きを温ねて新しきを知る

ここまで伝統に価値がないとこき下ろしてきましたが、一つ重要なことがあります。

伝統が無価値なのではなく維持するだけで停滞している伝統が無価値なのです。
むしろ伝統そのものは非常に価値のある歴史の積み重ねだと思います。

停滞することなく過去を守りつつで新しい価値を生み出すしている伝統芸能なんて感動しますね。

例えば昨年、中村獅童さんが能や歌舞伎とARを融合させた公演を行いました。
伝統工芸品でも伝統は守りつつ現代に合わせたものはいくつもあります。

停滞している伝統に足を引っ張られる必要はないです。
ただ、その伝統の歴史背景なども知りつつ新しい知識も取り入れて先へ進むことで新たな何かに気づけると思います。

伝統に縛られず、温故知新で能動的に子育て楽しみませんか?

 

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